本日はまず国立能楽堂で『千作・千之丞の会』を鑑賞。
冒頭は「空腕」。
理知的な茂山千之丞さんだけれど、いつもながらボケ味がさっぱりしていて深くて素晴らしい。
そして、ラストの「月見座頭」!
すでに座った格好から立つのに後見の支えを必要とする千作さんだからこそ、どこまでが芸でどこからがリアルかわからなくなる。
明るい千作さん演じる盲目の老人がだまされ、残酷な突発事から哀れで乾いたクサメ止めへ。
奇声からのクシャミに風雅さがある。小説的な後味。
<いずれこのブログで、数年前に書いたまま誰によっても舞台化されていない俺の狂言新作第二弾『老河童(おいがっぱ)』を、著作権放棄で発表します>
その後、渋谷アップリンクで『ビルマ、パゴダの影で』の上映アフタートークに出席。
いかにビルマが軍事政権によって暴力的抑圧を受けているかのドキュメンタリー。
父母を目の前で射殺された子供の証言などが胸に痛い作品である。
「ミャンマー軍事政権に抗議するTシャツ」を着てしゃべる俺を、なんと『ビルマ民主の声』の記者・ティンさんが取材!!
彼らが放送しているラジオでは、今日明日にもTシャツのこととアースデイでのイベントが紹介されるという。
そして、『ビルマ民主の声』のホームページで我々のTシャツが世界デビュー。
ということで、ついでに正式発表。
4月19日。
アースデイのイベントとして、午後2時から30分、代々木公園の野外ステージにて「ミャンマー軍事政権に抗議するポエトリーリーディング」を開催!
参加するのは俺。
そして、ダブルDJとして高木完、BAKU。
さらにライブミックスをダブマスターXが見てくれることが昨日決定!
なんて豪華な演説なんだ!!!
当然、『ビルマ民主の声』が世界に配信するべく取材に来ます。
来るどころか、ティンさんにビルマ語での世界へのメッセージをお願いすることを今日決めました。
「ミャンマー軍事政権に抗議するTシャツ」でどうかご参加ください。
ちなみに、会場でもTシャツは販売いたします。
一枚につき、1000円が『ビルマ民主の声』に寄付されます。
そして、ライブが終わったらそれぞれTシャツのままで浅草に移動し、浅草寺で観音様にミャンマー民主化の祈願をしましょう。
あくまでそれぞれなので、これを「デモ・アット・ランダム」方式と呼びたい。
そこまでの流れが世界に発信されます。
ポエトリーリーディングでは、報道の自由を中国に呼びかける一文、ダライ・ラマとの対話を呼びかける一文をも読み上げる予定。
在日ビルマ人の皆さん、「ビルマ市民フォーラム」などからの参加も含め、めちゃくちゃに盛り上がりそうな予感は十分。
ひとりでも多くの人のご参加を!!!