『ミャンマー軍事政権に抗議するTシャツ』を、俺はタイの人々にもインドの仏教徒にも香港の友達にも着てもらいたいと思っている。つまり、世界中の人々に。
 もしも今、このTシャツに日本語なり、なんなりを入れるとすれば、Tシャツの可能性はいきなりせばまってしまうだろう。むしろ、原理的には世界中の言語を入れなければおかしいのだから。

 また、忘れてもらっては困るが、このTシャツの最も重要な存在意義は「国際世論に訴えて、ビルマの民主化を要求すること」に尽きる。我々日本人がこのTシャツを着て満足して終わりでは話にならない。我々の姿をインターネットなり、海外のTVニュースなり、ラジオなりで取り上げてもらうことにこそ意味がある。つまり、世界の、より多くの人々が判読できることが最も大切なことなのだ。

 もし日本語のTシャツが欲しいなら、どうか我々のデザインをコピーして作っていただければと思う。同じデザインでいくつものバージョンが流通することは、俺の望みである(前にも書いたがキリスト教徒の「クリスチャンも見守っているぞ」バージョンを、是非アメリカやヨーロッパの人々に作ってもらいたい。ジョニオもむろんそれを望むだろう)。
 俺には全面的に、それら別バージョンと連帯する用意がある。
 言いたいことは以上だ。

 月曜日、『通販生活』のスタジオへ行き、それまでに突貫工事で作ってもらったTシャツを着てインタビューに答える予定。
 『通販生活』では驚くようなページ(いきなり目立つ場所)を用意してくれていると聞く。
 ということで、12日の夜には、Tシャツのデジカメ写真をアップします!!

 明日の夕方から、俺のラジオ番組『グリーン・フェスタ』が文化放送で始まる。
 雰囲気だけの、単に企業のイメージをアップしたいがためだけの環境番組とはわけが違う。
 ということで、明日は「この番組を通じて東京都の緑化率を1%上げる!」といきなり宣言する(笑)。
 で、そこから、出来る限りのことを開始するわけだ。
 宣言は次々にする予定。
 文化放送もどんどんそれにのってくるから面白い。
 さらに来週あたりには、早くも宣言を支援するかなり大きいプロジェクトも始動しそう。
 
 そんな動きもありつつ、17日から次々号の『PLANTED』の特集取材でタヒチ行き。楽しみです。
 
 ずっと何年も探してたフラナリー・オコナー『烈しく攻むる者はこれを奪う』(新潮社)が古本サイトにいきなり出て、もちろん興奮して買ったのだが、先に読まなければならない面白い本が目白押しで手が付けられない。
 アーヴィング『また会う日まで』も、早く読みたくて胃が痛むほどなのに読めない。
 全部タヒチに持っていこう!